主人公の本来の身分は王女様なのに監獄で産まれ、自分の出生を知ってからも、態度を急変させずに良い人だったことはすごいです。

主人公の実母が王の子を身ごもったことを知った正室の王妃が、自分の息子の立場を守るためとはいえ、王の子を身ごもった女官を探し出すために、無関係の女官を拷問するシーンは恐ろしかったです。

監獄のトップのお偉い人は、来るまでは悪人だとされていましたが、良い人ではないけれどコメディタッチな隙のある憎めない悪人キャラだったので好きです。

主人公のことを妹だとは知らない腹違いの実の兄の王様が側室にしようとしだし、主人公と両想いの男が王様に嫉妬するところが良かったです。

主人公と両想いの男は、実の父を敵に回してまで主人公側につき、悪いことは悪いことだと言え、正しい道を選択できる良い人です。

主人公の母のことが好きでも、相手は王の子を身ごもっているし、王妃に命を狙われているのに、見つかれば死は逃れないのに、それでも共に逃亡をした男の行動がカッコいいです。